アドーラ・スヴィタク「子供から学ぶこと」

アドーラ・スヴィタクという人物をご存知だろうか?

アメリカの14歳の女の子です。

でも、すごい子なんです。

 

それは下記の動画を見て頂ければ分かると思います。

彼女は何十歳も上の大人たちを前に、「子供っぽい」考え方の重要性を説いてます。

大人が起こす愚行と子供が起こした奇跡を例に挙げて。

 

そして、子供は常にワクワクした憧れや希望に満ちた考えでいっぱい。

それが大人になると不可能だろうと先に判断し、お金の無さや、儲からないだろうという利己的な考えで「STOP」するという傾向にあると。

 

ここまで聞くと、まさに今の日本がそうではなのか?と思ってしまう。

少なくともそういう考えの人の方が多い。

非常に残念であると同時にベンチャー的考えが生まれるのが阻害され、将来の日本経済に打撃を与える一つの要因になりうる。

 

僕はそれを一番感じたし、ここで伝えたかった。

 

 

もう1点、これはこのアドーラさんが凄いというだけでではない。

こういった【パブリックスピーキング」といった開かれた場所が用意されている

アメリカという国の凄さである。しかし、それは時にして海外からの留学生に

「苦痛」を与えたものでもある。

 

同業界の仲間でもある、㈱イマジナの奥山社長はご自身の体験からこう仰った。

 

アメリカでは、12歳、14歳でもこのように人前で堂々と話すことができる。パブリックスピーキングのスキルは成功者の最低条件になっています。子供の時から、プレゼン、ネゴ、ディベートをゲームのようにやっている人たちと平等に対話するには、日本人もそろそろ本気で勉強しなくてはいけない。TOEICXXX点が目標ではなく、コミュニケーションができたら、結果的にTOEICはXXX点になっていた。目標設定を変えないと日本に未来はない。と思う。自分の意見を言える人材つくりが大切」

 

更に、

「海外にいるときに痛い目にあったので、泣きながら練習しました。意見のない人は、いないも同然でした」

 

なるほど・・・・。

これは海外留学する人の経験からよく耳にする

 

私の知人の英語スクールの上級講師山形先生も

 

「初めて留学した先の授業で皆が質問したりする中、言葉も分からず黙っていた。そしたら

授業後にその教師が私を呼びとめ、教室の隅っこに私を追いやり、【おい、お前は何も意見を言わないが私を馬鹿にしているのか?】と凄い迫力で叱責されたんです」

と。

 

意見を言うということ。自分を表すということ。これを諸外国では徹底的にやっている。

「日本文化を真っ向から否定するグローバル化は、日本企業では、苦しいと思います。」

奥山社長はバッサリ言い放つ。

 

少なくとも個人レベルを上げたいならば「表現力」を身につけることが一番のようだ。

 

転職・就職活動中の皆さんにはこの点も是非考慮に入れてがんばって頂きたい。

そう切に願う次第である

 

戦いはつづく

 

adios

 

Karaki