紹介会社の情報伝達不足の例

こういう事は業界の「恥をさらす」ようで書きたくないがあえてこの表題を。

 

弊社で昨日IT人材の面談を行った。

しかもこの面談は弊社がクライアント様から所謂1次スクリーニング(書類選考・面談)を任された採用代行の仕事だ。

 

人材は弊社提携先(同業界)からお預かりしている。

 

時間になり、本人がご登場。こちらもそれなりの姿勢で臨み、スタートから求人内容の確認に入った。そして、次に履歴書の数箇所の部分に質問を・・・と思ったところ、彼の口から意外な言葉が出た。

 

Aさん「あのー、本日はどういう趣旨なのでしょう??

(顔も怪訝そうだ)

 

hudem「は?」

(なんか失礼なことを言ってしまったのか?)

 

Aさん「実は、先日この話を頂いた時点で1度お断りしているんです」

 

hudem「はあ。(でも意味が分からない。ではなぜ来たのだろう?)」

 

「昨日、連絡があり、とりあえず〇〇時に行ってくれと言われたもので・・・・」

 

そうだったのか。。。

嫌な話。また耳の痛い話である。

しかしまた、実は我々の業界では日々こういうことが起こってしまっている現実もあるのだ

 

Aさんには何故こうなってしまったかを説明。納得しているようだ。

しかしマジメな性格の彼は、私に迷惑をかけてしまったと思っていた。

でも、それは違う。明らかにこちらの「チームとしての」セッティング能力に欠けていることをご説明した。

 

お互いに時間をムダにしてしまったのだ。

 

業界では、人材も案件も複数の同業者から流れることもあり、特にその間のコンセンサスが取れていない「丸投げ」の状態のところもある。

 

この業界の一番ダメなところだ。

エージェントの仕事のやり方で周囲がみんな引っ掻き回される。それを感じているのだろうか?

情報の伝達スピードも遅い事が多々ある。

 

もしかしたら、Aさんの断り方が曖昧に取れてしまったのかもしれない。

でも再度意思確認はすべきである。

 

求職者や企業側から信頼を得るためにはまずこのあたりのルーティンをしっかりやることが大事だと思う。

 

仕事はみんなでやるもの。間違いも起こる。だから、工夫とあきらめない志が大事。

 

戦いはつづく

 

adios

 

karaki